16日、京都競馬場で行われた
秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)は、中団でレースを進めた
福永祐一騎手騎乗の3番人気
ヴィブロス(牝3、栗東・
友道康夫厩舎)が、直線で外から一気に脚を伸ばして各馬を差し切り、好位追走から伸びた4番人気
パールコード(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒6(良)。
さらに1/2馬身差の3着に8番人気
カイザーバル(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。なお、2番人気
ジュエラー(牝3、栗東・
藤岡健一厩舎)は4着、1番人気
ビッシュ(牝3、美浦・
鹿戸雄一厩舎)は10着に終わった。
勝った
ヴィブロスは、
父ディープインパクト、
母ハルーワスウィート、
その父Machiavellianという血統。
紫苑S2着からの逆転勝利で見事GIタイトルを獲得、2012年の本レースでハナ差敗れた全姉
ヴィルシーナの無念も晴らした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ヴィブロス(牝3)
騎手:
福永祐一厩舎:栗東・
友道康夫父:ディープインパクト母:ハルーワスウィート母父:Machiavellian馬主:佐々木主浩
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:7戦3勝(重賞1勝)
【
福永祐一騎手のコメント】
体調は非常に良かったので、強い馬が相手でも自分が上手く乗りさえすれば勝つチャンスはあると思っていました。キッチリ力を出すことができて良かったです。周りの馬に左右されないポジションで競馬ができましたので、自分のタイミングで追い出すことができ、それに馬も応えてくれました。
夏に500万勝ったばかりで、まだこれからの馬だと思いますが、それでもGIを勝ってくれましたので、今後が非常に楽しみです。日本を代表する牝馬になってくれればと思います。