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クラシック最後の1冠を制するのは/菊花賞の見どころ

  • 2016年10月17日(月) 10時00分
 3歳クラシック最終戦・菊花賞。今年の中心は春の実績馬で前哨戦も勝っている、ディーマジェスティサトノダイヤモンドだろう。ディーマジェスティ皐月賞との2冠を達成するか、サトノダイヤモンドが悲願のGI制覇を果たすか、それとも。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/23(日) 菊花賞(3歳・牡牝・GI・京都芝3000m)

 サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は秋初戦の神戸新聞杯を突破。最後はクビ差まで詰められたものの、本番を見据えた余裕残しの仕上がりで、久々の分掛かっていたことも考えると十分な結果と言える。世代トップクラスの力を持ちながら、春は皐月賞で不利を受け、日本ダービーでは落鉄と運が向かなかっただけに、このクラシック最後の1冠は譲れない。

 ディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)も秋初戦のセントライト記念をV。着差こそ小さかったが、他馬の動きを見ながらの追い出しで、余力十分の勝利だった。今回が関西圏初登場というのはやはりマイナス点になるが、それをはね除ける力は当然ある馬。皐月賞との2冠制覇なるか。

 エアスピネル(牡3、栗東・笹田和秀厩舎)は神戸新聞杯で5着に敗れたが、いつもとは違う後方からの競馬で、菊花賞のための試走だったのは明らか。評価を下げる必要はないだろう。春のクラシック上位馬の中では最も距離不安が懸念されているが、そこをクリアできれば巻き返しは必至。

 その他、神戸新聞杯3着で距離延長への期待も大きいレッドエルディスト(牡3、栗東・笹田和秀厩舎)、神戸新聞杯サトノダイヤモンドを追い詰めたミッキーロケット(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)、札幌記念モーリスに迫ったレインボーライン(牡3、栗東・浅見秀一厩舎)、連勝中のウムブルフ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)・シュペルミエール(牡3、美浦・木村哲也厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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