「アルテミスS・G3」(29日、東京)
東の新鋭トレーナーがスター候補を送り込む。全姉が14年
エリザベス女王杯を制した
ラキシス、全兄は
スワンSに出走する
サトノアラジン。一流の血統背景を持つディープ産駒の
フローレスマジックが、初タイトルを視界に入れている。
8月の新馬戦では逃げ馬をとらえ切れず2着に敗れたが、続く未勝利戦は2番手から4馬身差のV。「初戦は3角までもたもたする面があった。でも、前走は内容が良かったね。(競馬を)分かってきた感じ」と木村師はうなずく。課題を修正しつつ迎える重賞。着実な成長曲線が実に頼もしい。
中2週の参戦でも出来は問題なし。中間に放牧を挟み、しっかりとケアをした上での出走だ。「前走で結構走ったけど、ダメージがなかったので
ゴーサインです」。先週終了時点で関東リーディング3位の32勝と躍進中の木村厩舎。人馬とも将来性たっぷりのコンビから目が離せない。
提供:デイリースポーツ