天皇賞・秋(GI・芝2000m)に出走する
サトノクラウンと
カムフィーについて、追い切り後の関係者のコメント。
■
サトノクラウン(牡4・美浦・
堀宣行)について、橋本調教助手。
「調教で気を抜くところが目立ってきていますので、今週(10/27)はブリンカーを着けて追い切っています。その効果もあって道中も行きっぷりが良かったですし、終いもしっかりしていました。良い調教ができたと思います。前走(
宝塚記念・GI・6着)もチークピーシーズでしっかり走れていましたので、競馬ではブリンカーではなくチークの予定です。
去年のこのレースは状態が整わなかったので参考外です。良い馬場で走らせてあげたいと思っていましたが、馬場は渋らないでしょうし、東京コースも向いていますから、今回はベストに近い条件ではないかと思います。期待をしています」
■
カムフィー(牡7・美浦・
池上昌和)について、池上調教師。
「しっかりリフレッシュさせましたし、休み明けですが元気があって良い状態です。先週も今週同様、蛯名騎手が乗って追い切りました。元々時計が出る馬ではないのですが、考えていたよりしっかり時計が出ていました。週末も軽くやっていますし、今週(10/26)は終い重点で追い切って、ジョッキーの感触も良かったです。
年齢的にも使い込むより休み明けのフレッシュな方が良さそうですね。長距離も走れていましたし、何でもこなせるのがこの馬の長所です。あまり雨が降るとどうかと思いますが、少し時計がかかる馬場になるのは良さそうですね。調子の良い時は、終いは確実に伸びてくれるので、このレースでもそういう面を見せられればいいですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)