「
天皇賞(秋)・G1」(30日、東京)
流れは確実に向いている。先週の
菊花賞は
サトノダイヤモンドが勝利。サトノ&池江厩舎のコンビが2週連続G1制覇を狙う。
サトノノブレスは13年
菊花賞2着馬。前走の
オールカマーは
グランプリホースの
ゴールドアクター相手に首差2着と食い下がった。鞍上も魅力。今週から日本で騎乗するドイツの名手・シュタルケが手綱を取る。
「3歳の時に一度(
若葉S3着)乗っているから知っている。前走のレースを見たけど、その時と比べて良くなっているね。状態もいいと聞いているし、楽しみだよ」と期待を寄せる。まだ、
JRAでのG1勝利はなく「日本のレベルはすごく高いのでG1を勝つのは簡単ではないけど、もちろん勝ちたいですし、頑張ります」と力を込める。
デインドリームの主戦として11年
凱旋門賞を奪取した世界のトップ騎手。今春の来日時には1カ月の騎乗で重賞2勝(
スプリングS、ダービー卿CT)を挙げている。「そのまま日本で乗っていたかったよ」と冗談めかして笑うが、確実に日本の競馬に順応している。
「日本食は何でも食べますし、日本が大好きなんです」と青い目を輝かせる。優勝請負人として、ノブレスをG1ウイナーへ。27日に枠順は7番に決定。過去10年で4連対しているラッキー枠だ。一発ありそうなムードが漂っている。
提供:デイリースポーツ