30日、東京競馬場で行われた
天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)は、先団の後ろでレースを進めたR.ムーア騎手騎乗の1番人気
モーリス(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)が、直線で外に出しつつ一気に突き抜け、中団から追い上げてきた7番人気
リアルスティール(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒3(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に6番人気
ステファノス(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎)が入った。なお、3番人気
ルージュバック(牝4、美浦・
大竹正博厩舎)は7着、2番人気
エイシンヒカリ(牡5、栗東・坂口正則厩舎)は12着に終わった。
勝った
モーリスは、
父スクリーンヒーロー、
母メジロフランシス、
その父カーネギーという血統。
安田記念、
マイルCS、
香港マイル、
チャンピオンズマイルとアジアのマイルGIを総なめにしたスーパーホースが、国内ラストランを見事勝利で飾り、新たに中距離の勲章を手にした。GIはこれで5勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆
モーリス(牡5)
騎手:R.ムーア
厩舎:美浦・
堀宣行父:スクリーンヒーロー母:メジロフランシス母父:カーネギー馬主:吉田和美
生産者:戸川牧場
通算成績:17戦10勝(重賞6勝)
主な勝ち鞍:2015年
安田記念(GI)
【R.ムーア騎手のコメント】
元々1800mでも上手に走っていましたし、距離は問題ありませんでした。この2000mでも素晴らしい走りを皆さんにお見せできたと思います。ご声援ありがとうございました。