「みやこS・G3」(6日、京都)
アスカノロマンは2日、栗東CWで最終リハ。和田を背にビシッと追われ、5F66秒8-38秒3-12秒7をマークした。鞍上は「きょうの感じだけならちょっと重いかな。追い切りで気を抜くところがあるのかも」と苦笑いを浮かべる。川村師も「少し物足りなかったかな」と微妙な
ジャッジだ。
それでも、「モサッとした感じだけどきょうで態勢は整うと思う」と釘田助手の表情は明るい。前走の
南部杯4着から中3週。「長距離輸送で疲労を心配していたけど、回復が早かったね」と順調さをアピールした。
今年は東海Sでの重賞初Vを皮切りに、
フェブラリーS3着、平安S制覇など、ダート界の銘柄級となるまでに成長を遂げた。今回の舞台は3勝を挙げる京都の千八。「千八以上になるとすんなり先行できる。スムーズにスピードに乗っていけるかだね。力は出せる状態にあるよ」と仕上げ人は期待を込めた。その先にあるG1を見据え、ここできっちり結果を出したいところだ。
提供:デイリースポーツ