4日・5日にサンタ
アニタで行われたブ
リーダーズC(以下、BC)に出走した各馬の、今後の情勢が入ってきている。
連覇がかかった
BCマイルで2着に惜敗したテップイン(牝5)は、6歳となる来季も現役に留まる予定。なおかつ、12月11日に行われるGI
香港マイル出走を視野に入れている。
テップインを2着に退け
BCマイルを制した
ツーリスト(牡5)は、この一戦をもって現役を引退。来春からケンタッキーの
ウィンスター
ファームで種牡馬入りする。
BCディスタフを制して11度目のGI制覇を果たしたビホールダー(牝6)は、この一戦で引退。来春からケンタッキーの
スペンドスリフトファームで繁殖入りの予定。同競走で生涯初の敗戦を喫した
ソングバード(牝3)は、来季も現役を続行。ひと息入れた後に来季のキャンペーンをスタートさせるようで、具体的な目標はまだあがっていない。4着に敗れた昨年の米3歳牝馬チャンピオン・ステラーウィンド(牝4)は、予定をされていたキーンランド11月市場上場を取り消し、来季も現役に留まることになった。
BCターフス
プリントを制した
オブヴィアスリー(セ8)は、9歳となる来季も現役で走る予定。
デルマー開催となる来年のBCで、6度目のBC参戦を目指す模様だ。
BCフィリー&メアターフで2着惜敗のレディーイライ(牝4)も、来季も現役の予定。
ボブ・バ
ファートが管理する、BCス
プリント勝ち馬
ドレフォング(牡3)、
BCクラシック勝ち馬アロゲイト(牡3)は、いずれも来季も現役の予定。このうちアロゲイトについて陣営は、1月28日にガルフ
ストリームで行われる第1回
ペガサスワールドC出走を視野に入れている。同競走は、
BCクラシック2着馬
カリフォルニアクロームの現役最後の一戦になるといわれており、2頭の再戦が実現する可能性がある。
(文:合田直弘)