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マリアライト久保田師「立場に恥じないレースを」/エリザベス女王杯共同会見

  • 2016年11月09日(水) 15時00分
 昨年のエリザベス女王杯の覇者で、今年6月に宝塚記念を制してGI2勝となったマリアライト(牝5・美浦・久保田貴士)が、ウッドチップコースで単走の追い切りを消化。追い切り後、久保田調教師の共同記者会見が行われた。

(前走のオールカマー5着を振り返って)
宝塚記念を勝った後に夏休みでひと息入れてからの秋初戦でしたが、こちらが思っていた通りの調整はできました。ただ勝負どころでの反応が少し悪く、もう1つ物足りない内容でした」

(中6週になるが、ここまでの調整過程は?)
「昨年同様、1度ノーザンファーム天栄に放牧に出してリフレッシュして、約1ヶ月前に厩舎に戻しました。それからは順調に調整しています」

(1週前追い切りの内容と評価は?)
「久しぶりに蛯名さんに乗ってもらいました。今回メンコをどうするかを考えていたので、1週前は外して追い切りをしました。今週も同じように追い切りの日だけはメンコを外してやってみましたが、外した分、少し馬もピリッとしていい感じだったと思います」

(実践でメンコは?)
「ほぼ外していきたいなと思っていますが、あとは当日の雰囲気を見ながら、ギリギリまでは考えたいなと思っています」

(例えばパドックで着けて、ゲート裏で外すということも?)
「外す時はそういうパターンになると思います」

(ウッドチップコースで単走の今日の追い切りについて)
「ひと追いごとに馬の走るバランスも良くなってきて、今日は外ラチを気持ち良さそうに、何の澱みもなく流れるように走ってくれていたので、マリアの良い時の状態にはなってきていると見て取れました」

(関西への輸送の日程は?)
「昨年同様、前日入りを考えています」

(これまでも関西圏でいい走りをしているが、改めて関西遠征について)
「昨年6月にマーメイドS(2着)を使う頃は、まだわからない部分もあったのですが、その時に体を減らさないで来れましたし、昨年秋以降も直前の輸送で大丈夫という感触も得ました。こちらが思っている以上に、輸送に対処してくれています」

(希望する枠順は?)
「外枠でもずっと走っていますし、そこまで考えていないですね」

(位置取りは?)
「出た感じで蛯名さんに任せていますし、枠もまだ決まってないですから、今のところは考えていないです」

(京都コースについて)
「結果も出しているコースですし、昨年は馬場も稍重で少し荒れた馬場という点も味方したと思うので、今年もそうなってくれた方がマリアにとってはいいですね」

(ファンへのメッセージを)
「昨年は挑戦者の気持ちでぶつかっていきましたけど、1年たって今年は立場が変わりましたし、それに恥じないレースをするようにしっかり仕上げてきたつもりです。頑張りますので、よろしくお願いします」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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