IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表された。
今回の発表は2016年1月1日から11月6日までに施行された世界の主要レースを対象としていて、ブ
リーダーズカップ、
コックスプレート、英チャンピオンステークスなどが含まれ、120
ポンド以上の48頭が掲載された。
ラン
キングトップは、
アロゲートで134
ポンド。
ブリーダーズカップクラシックで、前回までラン
キングトップの
カリフォルニアクロームをゴール前で1/2馬身交わして快勝、レーティングを5
ポンド上げて単独トップとなった。134
ポンドは、昨年
ワールドチャンピオンの
アメリカンファラオと同じ評価。
第2位は、前回トップの
カリフォルニアクロームで133
ポンド。
ブリーダーズカップクラシックは惜しくも2着で今年初めての敗戦となったが、3着馬には10馬身以上の着差をつけている。
第3位は、牝馬のウィンクスで130
ポンド。前回の発表では127
ポンドで第4位タイだったが、
コックスプレートで2着の
ハートネルに8馬身差をつけて完勝し、レーティングを3
ポンド上げた。2013年に130
ポンドでワールドラン
キングトップとなった2頭の牝馬
ブラックキャビアと
トレヴに並ぶレーティングで、昨年の5月から13連勝(すべて重賞競走で、うちG1は
コックスプレート連覇を含む9勝)となった。
第4位タイは、
エイシンヒカリと
アルマンゾルの2頭で129
ポンド。
エイシンヒカリのレーティングは前回までと同じだが、他がレーティングを上げたため、順位は第2位タイから下がった。
アルマンゾルは、英チャンピオンステークスで
凱旋門賞馬
ファウンドに2馬身差をつけて快勝し、前回からレーティングを2
ポンド上げた。
第6位は前回と同じくフロステッドで126
ポンド、第7位タイも前回同様
モーリス、
ポストポンド、
ワーザーの3頭で124
ポンド。
モーリスは
天皇賞(秋)を勝って、距離カテゴリーに「I」が加わった。
日本調教馬は、1頭増えて6頭が掲載された。
エイシンヒカリ、
モーリス以外では、前回第23位タイだった
ドゥラメンテと
マカヒキが121
ポンドで第25位タイに、
菊花賞を勝った
サトノダイヤモンドが120
ポンドで前回と同じ第33位タイになったが、距離カテゴリーに「E」が加わった。また、
天皇賞(秋)2着の
リアルスティールも120
ポンドで第33位タイ(第2回及び第3回の中間発表では119
ポンドで掲載)となっている。
(
JRA発表のリリースによる)
ラジオNIKKEI