13日、京都競馬場で行われた
エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)は、スタートで遅れ中団後方からのレースとなった
M.デムーロ騎手騎乗の3番人気
クイーンズリング(牝4、栗東・
吉村圭司厩舎)が、直線で狭いところを割りながら脚を伸ばして、好位追走から一旦は抜け出した12番人気
シングウィズジョイ(牝4、栗東・
友道康夫厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分12秒9(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に2番人気
ミッキークイーン(牝4、栗東・
池江泰寿厩舎)が入った。なお、連覇を狙った1番人気
マリアライト(牝5、美浦・
久保田貴士厩舎)は6着(同着)に終わった。
勝った
クイーンズリングは、
父マンハッタンカフェ、
母アクアリング、
その父Anabaaという血統。前哨戦の
府中牝馬Sに続く連勝で、悲願のGIタイトルを獲得した。重賞はこれで4勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆
クイーンズリング(牝4)
騎手:
M.デムーロ厩舎:栗東・
吉村圭司父:マンハッタンカフェ母:アクアリング母父:Anabaa馬主:吉田千津
生産者:社台
ファーム
通算成績:13戦6勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2016年
府中牝馬S(GII)
【
M.デムーロ騎手のコメント】
まだ京都のGIは勝っていなかったので、最高に嬉しいです。
(道中は)
マリアライトと
ミッキークイーンを見ながら進めましたが、とてもいい手応えでした。直線は内に行きたかったのですが、クリストフが邪魔で(笑)、じゃあ外にと思ったら川田くんも外に出していっていたので、その間に入りました。昔から能力はあった馬ですが、凄く成長しています。