昨年の覇者
モーリス不在で大混戦ムードが漂う
マイルCS。新たなマイル王の座に輝くのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/20(日)
マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・京都芝1600m)
サトノアラジン(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)は前哨戦の
スワンSを快勝。昨年の本レースは4着、京王杯ス
プリングCを勝って挑んだ今春の
安田記念でも4着と、1600mだと若干詰め切れない感もあるが、今回のメンバーなら突き抜けるところまで十分期待できる。「サトノ」軍団に新たなGIタイトルをもたらすことができるか。
ヤングマンパワー(牡4、美浦・
手塚貴久厩舎)は多摩川S(1600万下)、
関屋記念、富士Sと3連勝中。今回は
戸崎圭太騎手からM.バルザローナ騎手に乗り替わり、京都コースも初参戦となるが、これをあっさりとクリアしてもおかしくないだけの勢いと力はある。4連勝での戴冠なるか。
イスラボニータ(牡5、美浦・栗田博憲厩舎)は
中山記念9着、
大阪杯5着、
安田記念5着と今春は結果を出せなかったが、秋初戦の富士Sで2着と復調気配を見せた。昨年の本レースでは痛恨の出遅れを喫して3着だったが、ここでその雪辱を果たしてほしいところだ。
その他、距離不安も実績上位の
ミッキーアイル(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)、前哨戦惨敗も本レースは2年連続で2着の
フィエロ(牡7、栗東・
藤原英昭厩舎)、ここで唯一の3歳馬
ロードクエスト(牡3、美浦・
小島茂之厩舎)、外国馬の回避で出走叶った
ガリバルディ(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎)、牝馬
マジックタイム(牝5、美浦・
中川公成厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。