「
エリザベス女王杯・G1」(13日、京都)
大金星は目前だった。
シングウィズジョイが、12番人気の低評価に反発して首差の2着と奮闘。インの3番手から一度は先頭に立ち、ゴール寸前まで驚異的な粘りを見せた。先週、JRA騎乗機会10戦連続連対の新記録を達成したルメールが、再び存在感を示した。
鞍上は「惜しかったけど、うれしい。反応がすごかった。スタミナがなくてラスト100メートルで止まったが、いいレースはできた」と汗を拭う。友道師は「勝ったと思ったけどね。思った以上に馬込みで折り合ってくれた」と目を細めた。今後は放牧の予定。つかの間の休息を経て、来年のG1獲りを目指す。
提供:デイリースポーツ