「マイルCS・G1」(20日、京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、マイルCSに出走を予定する各馬をA〜D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【
サトノアラジン 評価=A】
スワンSから中2週のローテーション。この撮影時に1週前追い切りは行われていないが、週末と当週に追い切れば全く問題はない。既にレース前のパドックかと思わせるぐらい、体脂肪の少ないスカッとした体つき。しかしながら明らかに久々のスワンSを叩いて、前後や上下の
バランスが整ってきたのは強調材料だろう。間隔のあいた時は膨らんだ
シルエットが多く、中2週はスカッと見せるのがこの馬のパターン。昨年の
エプソムCや今年の
安田記念などがそうだが、その時よりトモに丸みがあるのは明らかにプラス材料。待望のG1獲りに向けて視界は良好だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉13日に栗東坂路で4F55秒4-40秒9-12秒4(馬なり)。休み明け初戦のスワンSを使って調子は明らかに上向いている。
提供:デイリースポーツ