富士Sの2着から
マイルCS(GI・芝1600m)に向かう
イスラボニータ(牡5・美浦・栗田博憲)。管理する栗田調教師の共同記者会見が行われた。
(前走富士Sの2着を振り返って)
「レースまでの臨戦過程で、少し動き自体が重かったものですから、不安残しで送り出しましたが、馬は一生懸命頑張って2着でした。通ったコースもコースでしたし、自分なりには一安心しました」
(そこからおよそ1か月、馬の状態は?)
「あの頃の重苦しさが徐々に取れてきて、今では全体的な動きもだいぶスムーズになってきております」
(今日の追い切りについて)
「先週6ハロンから長めのところをやっていますし、今週は使う週ですから70-40くらいでいいのではないかと送り出しました。時計的にもオーバーワークになっていませんし、動きそのものも良かったので、まずは満足しております」
(5馬身ほど前にいた馬に併せるつもりはなかった?)
「先週の時計と長めからやっていることを考え、5、6馬身先に馬を行かせておけば、だいたい70-40くらいの丁度いい感じの時計で来れるのではないかと。大外を回っての71の40秒ちょっとですから、及第点をあげてもいいでしょう」
(昨年3着だったこのレースの勝つためのポイント、そして輸送日は?)
「勝つポイントというのは、特にないですね。あとは
イスラボニータの現状の持っている力でどのくらい頑張ってくれるか、また通用するかをじっくり見てみたいと思っております。どのような内容の競馬をしてくれるかに、興味を持っております。京都には土曜日に運びます」
(取材・写真:佐々木祥恵)