「マイルCS・G1」(20日、京都)
スプリンターズS2着の
ミッキーアイルは16日、栗東坂路で
ダノンリバティ(4歳オープン)と激しい競り合いを展開。半馬身の後れは取ったが、意欲的な調教内容で4F51秒7-37秒3-12秒4を刻んだ。
手綱を取った浜中は「動きも内容も指示通り。いい調教ができました。久しぶりに乗りましたが、いい意味で変わりありませんね。いつもの
ミッキーアイルでしたよ」と納得の笑み。昨年12月の
香港スプリント(7着)以来となるコンビ再結成に、以前と変わらない乗り心地を称賛した。
昨春の
安田記念以来のマイル戦。控える競馬を指示したが、引っ掛かってしまい15着と大敗した。それ以降はス
プリント路線を歩んだが、今回あえてマイルへの挑戦を決めた。「今だったら、あの時と違うということはある」と音無師。“あの時と違う”のは何よりまず作戦だ。「スタートも速いのでスピードを生かしたい。マイペースに持ち込めれば」と浜中はハナを譲らない構えだ。
一気の逃げ切りを決めたNHKマイルC。それ以来となるG1・2勝目は、当時を知る鞍上が再度の逃走シーンを演出する。
提供:デイリースポーツ