「
京都2歳S・G3」(26日、京都)
良血馬が反撃だ。
ヴァナヘイムは23日、栗東坂路で4F53秒8-39秒0-12秒5をマーク。軽快な動きで
キセキ(2歳新馬)に半馬身先着した。騎乗停止の浜中に変わって初コンビを組むシュタルケは「またがっていい筋肉だと分かったよ。おとなしくて指示を分かってくれる馬。自信が持てた」と褒めちぎった。
岸本助手も納得の様子。「オーバーワークを避けて攻めは軽めだけど、シュタルケも“いい”ってご機嫌だったから」と話した。祖母は名牝
エアグルーヴ。叔母に03、04年
エリザベス女王杯連覇の
アドマイヤグルーヴ、叔父に12年クイーンエリザベス2世C・香港G1を勝った
ルーラーシップなどがいる血統馬だ。
新馬戦は追うところなしの完勝。2戦目の前走はメンバー最速の上がりで伸びたが、前をとらえられなかった。今回はその勝ち馬
プラチナヴォイスと再戦。「どんな競馬でもできるし、注文がつかない。射程圏に入れて競馬してもらえれば」。今度は負けられない。
提供:デイリースポーツ