「
ジャパンC・G1」(27日、東京)
またしても銀メダル-。5番人気の
サウンズオブアースは中団からジリジリと伸びたが、勝った
キタサンブラックに2馬身半差まで迫るのが精いっぱい。これでG1は3度目、重賞ではトータル7度目の2着だ。
「きょうは
ノーコメント!」と笑いながら切り出した
M.デムーロも、悔しさを隠し切れない。「2着は一番嫌いだよ。馬は今までで一番良かったんだけどね。返し馬も落ち着いていた。スタートが良く、いい位置を取れた。ただ最後がね。キタサンの近くにいれば違ったんだけど」。直線では
リアルスティールが膨れ、その影響でさらに外へ。勝ち馬と併せ馬に持ち込めず、運も味方しなかった。
それでも次走へ向けての手応えは得た。「やっぱり冬場は調子がいい。この感じなら
有馬記念も楽しみ」。今度こそ悲願達成へ。たまりにたまったうっぷんは、暮れの中山でまとめて晴らしたい。
提供:デイリースポーツ