土曜日の阪神競馬場で行われる
チャレンジC(GIII・ハンデ・芝1800m)に、美浦からは
ディサイファ、
マイネルハニー、
シルクドリーマーの3頭が出走する。3頭について関係者のコメント。
ディサイファ(牡7・美浦・小島太)について、小島良太調教助手。
「前走(
マイルCS・GI・10着)は、直線での大きな不利がすべてです。馬に余力があったので、危ない場面でも持ちこたえられたのでしょう。レース翌週の火曜日には馬場入りできましたし、後遺症はありませんでした。レース後も順調ですし、出来は変わらず良いですが、58.5キロの斤量がどうかですね」
マイネルハニー(牡3・美浦・栗田博憲)について、
柴田大知騎手。
「前走(
福島記念・GIII・4着)は2番手からの競馬でしたが、ハミをさほど噛むこともなく、道中は感じ良く進めました。ただ3コーナーあたりから、逃げていた勝ち馬に逆に離されてしまいましたね。中間も調教をしっかりやっていますし、休み明け2戦使われて体も締まってきました。逃げなくても問題ないですし、この馬のリズムで走れればやれると思います」
シルクドリーマー(牡7・美浦・
黒岩陽一)について、黒岩調教師。
「今週(12/7)の追い切りは、
ミュゼエイリアンと併せ馬で、この馬は後ろから追いかける形でした。先週、週末、今週とコースでしっかりやってきましたし、良い状態で臨めそうです。前走(
ムーンライトH・1600万下・1着)後は
福島記念のプランもありましたが、疲れが残っていましたので、疲労を回復させてここを目標にしました。年齢的に良い意味でズブさが出てきましたので、距離延長も大丈夫でしょう。パンパンの馬場ではないという意味でも、阪神は合っていると思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)