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有馬記念・G1」(25日、中山)
キタサンブラックのもとに、ファンからの熱い思いが届いた。ファン投票最終結果が8日に発表され、13万7353票を集めての1位が決定した。清水久師は「とてもありがたく思っています。あれだけ偉大な方(北島三郎オーナー)の馬でこれだけの成績を残すことができ、調教師として幸せ者です」と感謝の言葉を重ねた。
菊花賞Vから挑んだ昨年は惜しくも3着に敗れたが、4歳となった今シーズンは
天皇賞・春、
ジャパンCとG1を2勝。名実ともにスーパーホースへと成長を遂げた。「去年の悔しさもありますから、何とかいい形で」と指揮官は話す。
この日は栗東坂路を軽く駆け上がった。「前走後もすぐに立ち上げることができたし、何の心配もなく来ています」。
クリスマス決戦の中山競馬場。今年は勝って“まつり”を響かせる。
提供:デイリースポーツ