18日、阪神競馬場で行われた
朝日杯フューチュリティS(2歳・牡牝・GI・芝1600m)は、中団後方でレースを進めた
四位洋文騎手騎乗の6番人気
サトノアレス(牡2、美浦・
藤沢和雄厩舎)が、直線で外から一気に各馬を差し切り、最後は大外から追い上げてきた7番人気
モンドキャンノ(牡2、栗東・安田隆行厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒4(良)。
さらに2馬身差の3着に12番人気
ボンセルヴィーソ(牡2、栗東・
池添学厩舎)が入った。なお、1番人気
ミスエルテ(牝2、栗東・
池江泰寿厩舎)は4着、3番人気
クリアザトラック(牡2、栗東・角居勝彦厩舎)は7着、2番人気
ダンビュライト(牡2、栗東・
音無秀孝厩舎)は13着に終わった。
勝った
サトノアレスは、
父ディープインパクト、
母サトノアマゾネス、その父
Danehillという血統。未勝利戦、
ベゴニア賞に続く3連勝で2歳チャンピオンの座に駆け上がった。また、本馬を管理する
藤沢和雄調教師は阪神JF(
ソウルスターリング)に続く2週連続GI制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
サトノアレス(牡2)
騎手:
四位洋文厩舎:美浦・
藤沢和雄父:ディープインパクト母:サトノアマゾネス母父:
Danehill
馬主:里見治
生産者:社台
ファーム
通算成績:5戦3勝(重賞1勝)
【
四位洋文騎手のコメント】
8枠に入ったので、その辺がどうかなと思っていましたが、パドックで(藤沢)先生から最後はしっかり脚を使うよと言ってもらっていましたので、腹をくくってじっくり行こうと決めました。折り合いもピッタリついて、馬も
リラックスして走っていましたので、これなら最後は伸びるだろうなと思いました。(直線では)本当にいい手応えで、(抜け出すのが)ちょっと早いかなと思いましたが、なんとか押し切ってくれましたね。来年の春は大きいところを狙ってほしいと思います。