「有馬記念・Ｇ１」（２５日、中山）

　３日の阪神競馬で落馬し、右鎖骨を骨折した福永祐一騎手（４０）＝栗東・フリー＝が２０日、調教騎乗を再開した。リハビリ中には、友人である歌舞伎俳優の市川海老蔵（３９）とも“共闘”した。福永は「俺がケガをして落ち込んでいると思って、気を使って“トレーニングを一緒にやろう”って連絡をくれた」と感謝する。「たまたま一緒にジムに行った日（１２月９日）が俺の誕生日で。（ご飯を）おごってもらった」とうれしそうに振り返った。

　今週が４０歳になっての初騎乗。「ジョッキーとして、あと何年最高のパフォーマンスが出せるか分からない。いつ最後になっても驚けないし、一戦一戦悔いが残らないようにしたい」と気を引き締めた。

提供：デイリースポーツ