有馬記念(GI・芝2500m)に美浦から出走する
マルターズアポジーがウッドチップコースで、
サムソンズプライドがポリトラックコースで、それぞれ最終追い切りを行った。追い切り後の関係者のコメント。
マルターズアポジー(牡4・美浦・
堀井雅広)について、武士沢友治騎手。
「今日(12/21)の追い切りは馬場の真ん中の走りやすいところを通って十分な時計でしたし、前走(
福島記念・GIII・1着)と変わらず良い状態だと思います。気性で前に行く馬なので折り合いが鍵になるでしょうし、歓声でかからなければと思います。内枠が有利ですが、スタートが少し遅れてしまっても、気性的なものでこれまで2番手以降に控えたことのない馬ですし、枠はどこでも問題ないでしょう。2000mまではこなしていますし、ペースが多少速くてもこの馬のリズムで走ることができれば、折り合い次第で距離は持つでしょう」
サムソンズプライド(牡6・美浦・
杉浦宏昭)について、杉浦調教師。
「今日(12/21)は追い切りに跨りましたが、動きは良かったです。夏と比べて、出来も毛ヅヤも今の時期の方が良いですね。前走(
ステイヤーズS・GII・7着)は、3、4コーナーの勝負どころで前が詰まるロスがありましたが、そこから盛り返してきて内容は良かったです。前走で見せ場がありましたし、ここでどこまでやれるかですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)