全国リーディングには187勝(うちG1・1勝を含む重賞13勝)を挙げた
戸崎圭太騎手(36)=美浦・田島=が3年連続で輝いた。前日4勝の固め打ちで競り合うルメール(最高勝率、
最多賞金獲得騎手)を逆転。最終日も1、2Rを連勝し、1勝差で逃げ切った。
「1勝差を争うのは初めての経験。決まるまで安心できませんでした」と戸崎圭はホッとした表情。「きょうは自分が思っていた以上に集中力が高まり、精神面も体もいい状態で迎えられた。クリストフ(ルメール)、ミルコ(デムーロ)が一年を通して騎乗するので、厳しい戦いになると思っていた。いい刺激になったし、これだけ勝てて良かった」と喜んだ。特筆すべきは「制裁点ゼロ」でのリーディング奪取は史上初の快挙。フェアプレー精神を貫いての戴冠は称賛に値する。
提供:デイリースポーツ