東京シティ競馬(TCK)は、楽天競馬との共同事業として、英語の実況音声や、テロップを付けたレース映像を衛星放送事業者「Sky
Channel」を介し、
オーストラリアとニュージーランドの2か国に配信することを発表した。配信が開始されるのは12月29日(木)の
東京大賞典当日からで、海外で日本の
地方競馬のレース映像がライブ配信されるのは今回が初となる。
また、現地では日本から提供されるレース競走映像をもとに、勝馬投票券発行団体が独自に発行する勝馬投票券を国内の「TAB」と呼ばれる場外発売所約4000ヶ所や、「TAB」のオンラ
インサイトとアプリから購入することができるようになる。
TCKのコメントは以下の通り。
「TCKでは、これまでも国際化への取り組みを行ってきました。1996年からは、アメリカのサンタ
アニタ競馬場との友好交流競走である
サンタアニタトロフィーを実施。2011年には
東京大賞典を
地方競馬初の国際GI競走として実施。2013年からは日韓交流競走である
インタラクションカップを実施しています。今年はトゥインクルレース開始から30周年です。この記念すべき年に、年末のビッグレースである
東京大賞典を映像配信することにより、日本国内だけでなく、海外のお客様にも、TCKの質の高いレース、迫力あるレースをお楽しみいただけるようになります。
今後は、
大井競馬場に来場される海外のお客様をおもてなしするため、場内での英語実況の活用も検討していきます。TCKは多くの観光客が来日する2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据え、これまで以上に世界各国との交流を深め、TCKの国際化を推進してまいります」