「
東京2歳優駿牝馬・S1」(31日、大井)
6番人気の
ピンクドッグウッドが好位追走から積極的な競馬で3角で先頭に立ち、そのまま押し切り優勝。門別のフルールカップに続き重賞2勝目を飾り、
地方競馬2歳牝馬の頂点に立った。2着には同じく好位から直線で伸びた1番人気の
アップトゥユー。後方から伸びた4番人気の
アンジュジョリーが3着に入った。
鮮やかな勝ちっぷりだった。3番手のポジションからレースを進めた
ピンクドッグウッドは、絶好の手応えで3角過ぎに早々と先頭へ。1番人気の
アップトゥユーが迫ったきたが、直線でさらに突き放して3馬身差をつけてフィニッシュ。「予想した展開にぴったりハマって怖いくらい。距離が伸びても大丈夫でしたね」と戸部尚も会心の笑顔でレースを振り返った。
「スタートも良かったし、持ち味を出してくれた」と
川西毅師も高く評価。今後は船橋の稲益貴厩舎に転厩して、南関東の牝馬クラシック路線を歩む予定になっている。
「左回りも問題ないでしょう。活躍してくれると思う」と同師はさらなる飛躍に太鼓判を押した。
提供:デイリースポーツ