「東海S・G2」(22日、中京)
昨年の覇者
アスカノロマンが18日、栗東CWで迫力に満ちた走りを見せた。1週前追い切りではラスト失速したが、力強い動きで不安を一掃。連覇へ視界は良好だ。ダートでまだ底を見せていない
ピオネロは栗東CWで鋭い動き。休み明けだが、仕上げに不安はない。
“不安説”を吹き飛ばした。チャンピオンズCで10番人気という低評価に反発して、3着と好走した
アスカノロマンが栗東CWで迫力満点のアクションを披露した。馬なりで6F82秒8-39秒6-13秒6と上々のタイムでまとめ、連覇に向けて万全の態勢を整えた。
「先週の追い切りで心配した人もいたでしょうが、これがいつものパターンですからね。順調に来ていますし、不安な点はないですよ」と釘田助手は胸を張る。同コースで行われた1週前追い切りで出した時計が、長めから追ったとはいえ、ラスト1F16秒7。完全に止まったため、状態面に疑問符が投げかけられたが、陣営からすれば織り込み済みだった。
動きを見守った川村師も「先週は予定通り。ダメージもなかったし、このパターンで去年も勝っているからね。不安があるとすれば、不良馬場になった時くらいです」と好勝負をにらんだ。
前走後、登録のあった
東京大賞典をパス。指揮官は「使おうと思えば使えたけど、まだ先があると思って使わなかった」と理由を明かす。大目標は次走に予定している
フェブラリーS(2月19日・東京)だ。
「前走の出来があれば大丈夫。中京にも実績があるし、自信を持っていきたい」とコンビを組む和田の言葉も力強い。飛躍の年にするためにも幸先の良いスタートを切る。
提供:デイリースポーツ