「根岸S・G3」(29日、東京)
前走の兵庫ゴールドTを制し、交流重賞2勝目を挙げた
ニシケンモノノフ。早め先頭から押し切ったレース内容は着差以上の強さだった。コンビを組んだ横山典は「馬場が悪かったので行けたら行こうと思っていた。具合は良くなっていると調教師から聞いていたので、自信を持って騎乗した。馬はまだ若いし、これからも頑張ってくれそう」と能力の高さを絶賛した。
18日の1週前追い切りは栗東坂路で4F54秒4。時計的にはそれほど目立つものではなかったが、軽快な走りで状態の良さがはっきりと伝わってきた。既に馬体は仕上がっている。
庄野師は「予定通りの調教ができた。引き続き状態はいいよ。最近は安定して力を出せるようになってきた。充実ぶりが、ひと目で分かる。左回りの東京コースは何も心配していない。何とかJRAの重賞を勝ちたい」と力を込める。
昨年はプロキオンS、カペラSでともに2着。あと一歩のところでJRA重賞を逃している。それだけに陣営の「今年こそ」の思いは強い。
フェブラリーS(2月19日・東京)へ胸を張って進むためにも最高の結果を出しておきたい。
提供:デイリースポーツ