「
東京新聞杯・G3」(5日、東京)
父ステイゴールドから受け継いだDNAが騒ぎ出してきた。
マイネルアウラートは目下2連勝中。前走の
ニューイヤーSは先行押し切りで完勝した。それも58キロを背負ってのものだけに価値は高い。1月31日は美浦Aを2周。高橋裕師は「うるさかったけど、元気いっぱいだったね」と状態の良さに目を細める。
昨年は
東京新聞杯からスタートして年間で9戦2勝。2月の
阪急杯12着後に放牧へ。6月のパラダイスSで復帰Vを果たし、その後は重賞戦線を中心に経験を積んできた。
父は7歳時にドバイシーマC、
香港ヴァーズを優勝。遅咲きながらも大舞台で活躍した。「ステイの子はうるさいのが多いんだろ?晩成だし、この馬もそんなところがある」。父をほうふつさせる上昇カーブを描いている。
東京芝は〈3・0・3・6〉。昨年のこのレースでは11番人気ながら3着と好走した。「東京では走っている。レースパターンも決まってきた」。先行押し切り策で、重賞初制覇を決める構えだ。
提供:デイリースポーツ