「
京都記念・G2」(12日、京都)
さらなる上昇を告げた。
日経新春杯で重賞初制覇を果たした
ミッキーロケットは8日、朝一番の栗東坂路に登場。古豪
ヒストリカル(8歳オープン)と併せ、しまい重点に4F51秒2-37秒4-12秒3の好タイムを記録した。
鞍上の右ステッキに応えて鋭伸し、馬体を並べてゴール。感触を確かめた和田は「先週の動きも良かったが、今朝はもうひとつ良くなっていた」と動きの良さに満足げだ。見守った音無師も「(遅れは)3馬身ぐらい追いかけたからね。時計は出ているし、問題ない」と納得の表情を浮かべる。
春は芝の中距離にこだわり、
天皇賞・春はパス。レース後は放牧を挟み、
大阪杯から
宝塚記念のローテが青写真だ。同期のダービー馬とは初対戦となるが、指揮官は「斤量差と使っている強みで勝負できれば」と目下の勢いに期待を寄せる。重賞連勝でさらにギアを上げていく。
提供:デイリースポーツ