「
デイリー杯クイーンC・G3」(11日、東京)
力強い脚さばきで好調を伝えた。
アドマイヤミヤビの最終リハは8日、栗東坂路で単走。終始、馬なりだったが、うなるような手応えで、四肢を鋭く回転させて勾配を駆け上がった。4F54秒8-39秒6-13秒0。友道師は「先週までにしっかりやってもらったし、今週は55秒くらいで、ということで乗ってもらった。調教は動けているし、問題はないと思う」と納得の表情だ。
前走の
百日草特別で退けた
カデナが、次戦の京都2歳Sで重賞V。牡馬の一線級と戦って力を証明してきた。約3カ月ぶりの実戦だが、担当の島助手は「馬に幅が出て成長した」と手応えは十分だ。
桜花賞(4月9日・阪神)、
オークス(5月21日・東京)を見据え、賞金加算を狙う一戦。12年に厩舎の先輩
ヴィルシーナが制した出世レースから、牝馬三冠ロードの第一歩を踏み出す。
提供:デイリースポーツ