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京都記念・G2」(12日、京都)
大歓声が悲鳴に変わった。単勝1.7倍の1番人気に支持された
マカヒキは、直線伸びあぐねて3着に敗退。昨年のダービー馬は帰国初戦を白星で飾ることができなかった。
道中は中団を追走し、ラスト600メートルでムーアが「いけるかと思った」と振り返るほど手応えは残っていた。だが、思いのほか反応できず、最後は上位2頭と脚色が一緒に。それでも初コンビの鞍上は「きょうはペースが速過ぎたことと、馬場が緩んでいた分。それに久々もあったかな。でも、次は変わってくるはず」と走りを評価した。
戦況を見守った友道師も「次を見据えて必要な一戦だった。悲観?全然」とサバサバ。今後は栗東に在厩し、新設G1の
大阪杯を目指して調整。ルメールとの再コンビで本領を発揮する。
提供:デイリースポーツ