「
フェブラリーS・G1」(19日、東京)
昨年の覇者
モーニンが15日、栗東坂路で自己最速時計をマークした。
連覇に向け、絶好調をアピールだ。
モーニンの15日の最終リハは、栗東坂路で単走。序盤から四肢を大きく使ってリズム良く勾配を攻める。最後は軽く促した程度だったが、スムーズに加速。4F50秒4-36秒2-11秒9と自己ベストをマークした。
騎乗した荻野要助手は「この時計ですし、いいとしか言えないですよね。しっかり動けていましたし、息の入りもいい。状態は言うことないと思います」と歯切れがいい。石坂師も「先週、併せているので、そんなに強い負荷はいらないと思っていた。思ったより速い。速過ぎるかな。けど、昨年と同程度か、もしくはもっと力強くなっていますよ」と、愛馬の想像以上の充実ぶりに目を細めた。
今回、初コンビのムーアが手綱を取る。石坂厩舎では、先輩僚馬の
ジェンティルドンナで
ジャパンCや
ドバイシーマクラシックと、国内外のG1を制した名タッグだ。「世界No.1のジョッキー。心強い。
モーニンの力が発揮できれば連覇もあると期待しています」と師。世界的名手との“化学反応”が起これば、史上2頭目の快挙達成も可能なはずだ。
提供:デイリースポーツ