「
フェブラリーS・G1」(19日、東京)
気負いはない。既に7歳。
JRA・G1制覇へ数少ないチャンスだが、
ベストウォーリア陣営は通常仕様で挑む。15日の最終リハは栗東坂路で
ヴィッセン(6歳1000万下)と併せ馬。1馬身追走から直線強めに追われ、最後は半馬身抜け出してフィニッシュ。4F52秒8-12秒4の時計を記録した。
動きを見つめた石坂師は「併せ馬で動きも時計も十分。7歳だが数を使っていないし、馬体は若々しい。いつも堅実に走ってくれるけなげな馬。去年4着時の力は持っている」と好調キープをアピールする。
前走の
根岸Sは58キロを背負い、自ら前をつかまえに行った分だけ甘くなった。過去3年は13、3」、4着。最初のチャレンジは内で包まれ通しで不完全燃焼に終わった。目下4戦連続2着の堅実さはメンバー随一。“4度目の正直”で頂上を目指す。
提供:デイリースポーツ