19日、東京競馬場で行われた
フェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)は、中団でレースを進めた.デムーロ騎手騎乗の2番人気
ゴールドドリーム(牡4、栗東・
平田修厩舎)が、直線で馬場の中ほどから各馬を差し切り、内で脚を伸ばした5番人気
ベストウォーリア(牡7、栗東・石坂正厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(良)。
さらに3/4馬身差の3着に1番人気
カフジテイク(牡5、栗東・湯窪幸雄厩舎)が入った。なお、連覇のかかっていた3番人気
モーニン(牡5、栗東・石坂正厩舎)は12着に終わった。
勝った
ゴールドドリームは、
父ゴールドアリュール、
母モンヴェール、
その父フレンチデピュティという血統。並みいる年上の強豪を見事打ち破り、初のGI制覇、そして18日に急逝した
父ゴールドアリュールとの父子制覇(※)を果たした。また、鞍上の
M.デムーロ騎手は昨年の
モーニンに続く連覇となった。
※
ゴールドアリュール産駒の本レース制覇は
エスポワールシチー、
コパノリッキー(2回)に続き4度目。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ゴールドドリーム(牡4)
騎手:
M.デムーロ厩舎:栗東・
平田修父:ゴールドアリュール母:モンヴェール母父:フレンチデピュティ馬主:吉田勝己
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:9戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年
ユニコーンS(GIII)
【
M.デムーロ騎手のコメント】
(昨年の
モーニンに続く連覇で)とても嬉しいです。チャンピオンズC(12着)は残念な結果でしたが、今回はスタートも良く、ずっと集中していて良い手応えでした。最後は少し物見をしていましたが、余裕はまだありました。次も楽しみです。