「
中山記念・G2」(26日、中山)
3走前の
札幌記念で最強馬
モーリスを撃破し、続く
マイルCSでも3着。潜在能力G1級の
ネオリアリズムが23日、美浦Wで躍動した。強い前進気勢をなだめつつ4角を回ると、直線では鞍上の
ゴーサインに応えて迫力満点の伸び脚を披露。5F68秒4-39秒1-12秒3のタイムを記録した。森助手は「休み明けで反応が鈍いところがあったものの、出走態勢は整いました」と納得の表情を浮かべる。
前走の
香港マイルはカイ食いが落ちるなど環境の変化に戸惑い9着。ここは仕切り直しの一戦となるが、巻き返しの手応えはつかんでいる。「水曜の時点で馬体重は519キロ(前走時は499キロ)。今回は放牧明けで馬体もふっくら見せていますし、500キロ台後半での競馬になりそうです」。鞍上は先週の
フェブラリーSを含め、3週連続重賞Vと勢いに乗るM・デムーロ。強力タッグ結成でラ
イバル撃破を狙う。
提供:デイリースポーツ