現地時間4日、ドバイ・メイダン競馬場で行われたアルマクトゥームチャレンジラウンド3(北半球産4歳上、南半球産3歳上・首G1・ダ2000m・1着賞金:24万米$)に、日本の
ラニ(牡4、栗東・
松永幹夫厩舎)が出走した。
ドバイワールドCの前哨戦として注目の一戦。R.ムーア騎手騎乗の
ラニは8頭立ての8番枠からスタートし、いつも通り後方からの競馬。道中はまったくついていけず、終始最後方の外を回り、そのまま見せ場を作れず6着に終わった。
勝ったのは、M.バルザローナ騎手騎乗の
ロングリバー (牡7、首・S.ビン・ガデイヤー厩舎)。スタートから先頭に立ち、そのまま押し切った。これが重賞およびGI初制覇。勝ちタイムは2分04秒20。2着にはF.ハラ騎手騎乗の
スペシャルファイター(牡6、首・M.
リッチー厩舎)、3着にはA.
フレス騎手騎乗の
フリアクルサーダ(牝5、首・E.シャルピー厩舎)が入線した。
ラニ陣営は
ドバイWC出走を希望しており、結果次第で招待状が届くことを期待していた。なお、ゴドルフィンマイルの招待状はすでに届いている。
【日本馬プロフィール】
◆
ラニ(牡4)
騎手:R.ムーア
厩舎:栗東・
松永幹夫父:Tapit母:ヘヴンリーロマンス母父:サンデーサイレンス馬主:前田葉子
生産者:
North Hills Co.
Limited
通算成績:13戦3勝(重賞1勝)
※馬齢は主催者発表のものを記載しております。