大阪杯のGI昇格にともない、その
ステップレースとして開催時期が変更された
金鯱賞。1着馬には
大阪杯の優先出走権が与えられるが、それを手にするのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/11(土)
金鯱賞(4歳上・GII・中京芝2000m)
ヤマカツエース(牡5、栗東・池添兼雄厩舎)は昨年12月に行われた本レースを制覇。距離延長が懸念された
有馬記念でも、最速の上がりを使って4着と健闘した。今回も強敵が揃っており、斤量も1キロ増えて57キロだが、連覇を決めて
大阪杯に向かえるか。
ステファノス(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)は昨秋の天皇賞で3着に入り、続く
香港Cでも3着と好走。中距離ではトップクラスの1頭と言っていいだろう。海外帰りの一戦となるが、悲願のGI制覇に向けて、まずはここで結果を出しておきたいところだ。
その他、中京初参戦も相性は良さそうな
ルージュバック(牝5、美浦・
大竹正博厩舎)、
東京新聞杯で強烈な末脚を見せた
プロディガルサン(牡4、美浦・
国枝栄厩舎)、重賞4勝の実績がある
サトノノブレス(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)、長期休養明け3戦目の
リアファル(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)、一叩きした
ヌーヴォレコルト(牝6、美浦・
斎藤誠厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時25分。