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阪神大賞典・G2」(19日、阪神)
やはり貫禄が違う。今季初戦を迎える
サトノダイヤモンドが9日、栗東CWで1週前追い切りを行った。
3頭併せで
サトノケンシロウ(4歳1600万下)、
トーセンレーヴ(9歳オープン)を追走し、最内を突いてグングン加速。並ぶ間もなく併走馬を抜き去り、2頭に0秒9先着を果たした。6F81秒7-38秒5-11秒6をマーク。ラスト1Fは極上の切れ味を披露した。
騎乗した岩崎助手は「しっかりやりました。来週ルメールが乗ってサラッとやれば。(きょうは)伸びが違いましたね」と昨年の
グランプリホースが見せた、貫禄たっぷりの動きに笑みを浮かべた。
今春は始動戦のここから
天皇賞・春(4月30日・京都)のローテが組まれ、最大目標は10月の
凱旋門賞。「有馬からの成長は感じます。体は増えていたけど、順調に絞れています。もっと上に行ける馬ですからね」。さらなる高みを目指すべく、まずは万全の態勢で今年の初陣を飾る。
提供:デイリースポーツ