「ドバイWC・UAE・G1」(25日、メイダン)
初の海外挑戦に向けて気配は着実に上向いてきた。ドバイWCに参戦する
アウォーディーは14日、栗東CWで上がりを鋭くまとめ、6F85秒8-36秒6-11秒9を単走でマーク。前週には同じくCWで6F80秒3を計時しており、仕上げは順調に進んでいる。
「全体の時計は少し遅くなりましたが、しまいはしっかりとやれましたからね。いい伸びをしてくれていたように、良かったと思います。休み明けから走れる馬ですし」。3カ月ぶりとなるが、松永幹師の言葉通り、重苦しさは全く感じない。
昨秋からダートに矛先を向け、6連勝でJBCクラシックを制覇。その後はチャンピオンC2着、
東京大賞典2着と惜しいレースが続いているが、間違いなく現時点におけるダート界最強の一角と言ってだろう。
現地では22日に最終調整を行う予定。「向こうの砂が合ってくれれば」。半弟
ラニとともに挑む一戦。指揮官の期待は膨らむばかりだ。
提供:デイリースポーツ