19日、中山競馬場で行われたスプリングS(3歳・牡牝・GII・芝1800m)は、中団後方でレースを進めた松岡正海騎手騎乗の5番人気ウインブライト(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)が、直線で脚を伸ばして各馬を差し切り、最後は馬群の間から伸びてきた2番人気アウトライアーズ(牡3、美浦・小島茂之厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒4(良)。

　さらに1/2馬身差の3着に6番人気プラチナヴォイス(牡3、栗東・鮫島一歩厩舎)が入った。なお、1番人気に支持されていた2歳王者サトノアレス(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は4着、3番人気トリコロールブルー(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は5着に終わった。

　勝ったウインブライトは、父ステイゴールド、母サマーエタニティ、その父アドマイヤコジーンという血統。1月の若竹賞(500万下)に続く連勝で、初めての重賞制覇を果たした。また、本馬及び2着のアウトライアーズ、3着のプラチナヴォイスは4月16日に行われる皐月賞の優先出走権を獲得した。

【勝ち馬プロフィール】
◆ウインブライト(牡3)
騎手：松岡正海
厩舎：美浦・畠山吉宏
父：ステイゴールド
母：サマーエタニティ
母父：アドマイヤコジーン
馬主：ウイン
生産者：コスモヴューファーム
通算成績：6戦3勝(重賞1勝)