昨年の覇者
ビッグアーサーの回避や、2着馬
ミッキーアイルの引退、さらに
シルクロードSを連覇した
ダンスディレクターの戦線離脱などで混戦ムードが漂う
高松宮記念。春のス
プリント王に輝くのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/26(日)
高松宮記念(4歳上・GI・中京芝1200m)
レッドファルクス(牡6、美浦・
尾関知人厩舎)は昨年の
スプリンターズSでGI初制覇を果たした。続く
香港スプリントでは12着と完敗したものの、今回のメンバーなら力上位は明らかと言っていいだろう。中京芝は3戦して全勝(ダートでも2戦1勝)と相性抜群で、休み明けも問題ないタイプ。国内ス
プリントGI連覇が期待される。
メラグラーナ(牝5、栗東・
池添学厩舎)は前哨戦の
オーシャンSを制覇。これまで芝のス
プリント戦で連対を外したのは重馬場がこたえた
京阪杯(14着)だけで、中京でも勝ち星を挙げている。当日の馬場状態に問題がなければ、ここでも上位争いは必至だろう。
その他、
京都牝馬Sで久々の勝ち星を挙げた
レッツゴードンキ(牝5、栗東・
梅田智之厩舎)、昨年の
スプリンターズSで3着の
ソルヴェイグ(牝4、栗東・
鮫島一歩厩舎)、4着の
シュウジ(牡4、栗東・
須貝尚介厩舎)、
シルクロードSで2着の
セイウンコウセイ(牡4、美浦・
上原博之厩舎)、
阪急杯を制した
トーキングドラム(牡7、美浦・
斎藤誠厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。