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鮫島一歩調教師
――昨日、最終追いを終えられましたがその内容は?
鮫島 坂路で単走でやりました。この馬の一番時計で50秒9で終いは11秒台。ちょっとビックリしました。終い重点でやって欲しいと話していました。ひじょうにいい動きをしてくれました。
――GIに向けて態勢は整ったと考えていいでしょうか?
鮫島 はい、大丈夫だと思います。
――前走の
シルクロードSからの中間の気配は?
鮫島 少し放牧に出しまして3月1日に帰ってきました。そのあと、昨日の追い切りを含めて6本やりました。いい体で帰ってきましたんで、順調にいい負荷をかけられました。ひじょうにいい状態で本番を迎えられそうです。
――前走の
シルクロードSでは悔しい結果に終わりました。
鮫島 そうですね。(先頭へ)押し出される展開だったので、ちょっと苦しかったな、と。でも、最後それなりに踏ん張っていたので、そのあたりはよかったと思います。
――そのあたりを踏まえて、本番での理想の展開は?
鮫島 スタートがいいので、出来ればどの馬かに行ってもらって2、3番手が理想ですけれども。
――改めて、この馬の魅力は?
鮫島 マイルくらいまでもつ馬だと思っていて、将来的にはそのくらいまでの馬になると思います。スタートのセンスがいいですね。
――中京も左回りも初めてですが、どうですか?
鮫島 気にはしていません。普通の調教でも左回りが不得手だという感覚もありませんし、乗り手からもそういう話は聞いていません。
――鞍上は田辺騎手ですね。
鮫島 1回乗って貰っているのでね、仕上げて任せるだけですね。
――昨日の追い切り後、話はしましたか?
鮫島 いや、(追い切りの記事が載っている)新聞でも見ているんじゃないですか(笑)
――枠の希望はありますか?
鮫島 内枠の方がいいのかな、というのはありますが。そう気にしてはいません。
――本番に向けて意気込みを。
鮫島 なんとかGIを獲りたいですね。今回、混戦ムードというのもありますし、この馬のレースをして最良の結果がついてくればいいですね。
(取材・写真:花岡貴子)