「阪神牝馬S・G2」(8日、阪神)
やはり格が違う。昨年の
有馬記念5着以来の実戦となる
ミッキークイーン5日、浜中を背に栗東CWで併せ馬。
ダノンシーザー(5歳1000万下)を2馬身後方から追走し、徐々に差を詰めて馬なりでパートナーを悠々突き放した。4F52秒5-38秒4-12秒2で絶好の気配を漂わせた。
見届けた池江師も、「先週で整っていたので、きょうは微調整だったけど良かったですね。さらに切れ味に磨きがかかっています」と表情を緩める。「かなりハードにやった」と指揮官が話す通り、2週前からコースでの併せ馬を敢行。一杯に追われてラスト1Fは11秒台をマークするなど、休み明けを感じさせない動きを披露してきた。
今季初戦となる一戦だが、「今までの休み明けでは一番いい」とトレーナーは笑顔でキッパリ。重賞で常に好走を続けてきたミッキーが、仁川のターフでいきなり貫禄を見せつける。
提供:デイリースポーツ