9日、阪神競馬場で行われた
桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、好位でレースを進めた
池添謙一騎手騎乗の8番人気
レーヌミノル(牝3、栗東・
本田優厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで押し切り、中団から追い上げてきた3番人気
リスグラシュー(牝3、栗東・
矢作芳人厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒5(稍重)。
さらにクビ差の3着に1番人気
ソウルスターリング(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)が入った。なお、2番人気
アドマイヤミヤビ(牝3、栗東・
友道康夫厩舎)は12着に終わった。
勝った
レーヌミノルは、
父ダイワメジャー、
母ダイワエンジェル、
その父タイキシャトルという血統。昨夏の小倉2歳Sを圧勝して以降は勝ち星を挙げられないでいたが、この大舞台で見事栄冠を掴みとった。鞍上の
池添謙一騎手は2002年
アローキャリー以来の
桜花賞制覇(2勝目)、本馬を管理する
本田優調教師にとっては初のGI制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
レーヌミノル(牝3)
騎手:
池添謙一厩舎:栗東・
本田優父:ダイワメジャー母:ダイワエンジェル母父:タイキシャトル馬主:吉岡實
生産者:フジワラ
ファーム
通算成績:7戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年小倉2歳S(GIII)
【
池添謙一騎手のコメント】
1週前の追い切りで初めて乗せていただいたのですが、本当に良い馬で、上手く乗ればチャンスあるんじゃないかなと思っていました。今日の返し馬も凄く良くて、自信を持って乗っていいなと感じました。
(直線では)先頭に立ってからゴールまでが凄く長くて、2センチ差で負けた去年のようにならないでくれと思いながら一生懸命に追っていました。騎乗を依頼してくれたオーナー、先生に本当に感謝しています。