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アンタレスS・G3」(15日、阪神)
グレンツェントの最終リハは12日、美浦Wで
アサクサスターズ(6歳1600万下)と併せ馬。5Fで2馬身ほど追走。直線は内からスッと並びかけ、余裕の手応えで併入に持ち込んだ。
5F68秒1-39秒2-13秒0の時計に、加藤征師は「放牧から戻った時の雰囲気がすごく良かった。きょうの動きもいいね。大事に使ってきたかいがあるよ。同じ休み明けだった(昨秋の)
みやこS(2着)の時と比べても、今回の方が上」と太鼓判を押した。
前走の
東海Sは緩い流れの中、外めを追い上げて差し切った。今春の最大目標を
帝王賞(6月28日・大井)に設定。
フェブラリーSは回避し、
ステップレースをここに絞った。
一番の課題は初めて背負う58キロだろう。それでも指揮官は「前走は普通なら差し切れない。底力があるな、と感心した。坂のある阪神はいいと思う。
帝王賞もだが、今年の最大目標を
チャンピオンズC(12月3日・中京)に置いている馬だからね」と克服を信じる。
提供:デイリースポーツ