中山11Rの
中山グランドジャンプ(4歳以上障害GI・芝4250m)は1番人気
オジュウチョウサン(
石神深一騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分50秒8(良)。3馬身半差の2着に6番人気
サンレイデューク、さらに8馬身差の3着に2番人気
アップトゥデイトが入った。
オジュウチョウサンは美浦・
和田正一郎厩舎の6歳牡馬で、
父ステイゴールド、
母シャドウシルエット(母の
父シンボリクリスエス)。通算成績は19戦9勝。
〜レース後のコメント〜
1着
オジュウチョウサン(
石神深一騎手)
「強いの一言です。いつも人気になるので、特に緊張することもなく、自然体で臨めました。外から蓋をされそうだったので、早めに動いて行きました。
サンレイデュークが来ても、また馬がギアを変えて伸びてくれました。道中ロスなく飛越しているので、最後の伸びにつながっていると思います。この後も何十勝もしたいです」
(
和田正一郎調教師)
「いい位置を取れましたし、いい手応えで、ほとんど上手く飛べていました。本当に安定して、力を発揮してくれています。早めに先頭に立つ形でしたが、よく頑張ってくれました。
サンレイデュークに並ばれた時も、手応え十分でしたから、頑張ってくれるだろうと思って見ていました。この後は疲れをとってから始動となりますが、次走は未定です。海外を目指したい気持ちもありますが、国内にいても、
カラジの成し遂げた3連覇も凄いことだと思いますし、やるべきことはあると思っています」
2着
サンレイデューク(
難波剛健騎手)
「いつも後ろから行って届かない競馬だったので、動けるところで動くつもりでした。勝ち馬に並びかけた時、向こうは余裕がありました。9歳馬で6回目のGI、なんとかこの馬に勝たせてあげたかったです」
3着
アップトゥデイト(林満明騎手)
「飛びが少しまずかったです。今日は完敗です。向正面で
オジュウチョウサンは唸っていました」
4着
タイセイドリーム(平沢健治騎手)
「前半は中団から後ろの、流れ的に悪くない位置でしたが、ペースが速くなった時に踏ん張っていましたが、ついて行くのが厳しくなりました。63キロ、距離も初めてでしたし、またチャレンジしたいです」
5着
ルペールノエル(
高田潤騎手)
「今までで一番いい状態でした。その分馬に
パワーがあって、行きっぷりがすごかったです。位置取りは良かったのですが、馬の
パワーを上手くコントロールできませんでした」
13着
メイショウヒデタダ(熊沢重文騎手)
「折り合っていましたし、初めてづくしの中、よく頑張っていると思います」
ラジオNIKKEI