24日、栗東トレセンは全休日。
天皇賞(春)連覇を狙う
キタサンブラックも自厩舎でのんびりと過ごしていた。
現在の
キタサンブラックの様子について、担当の辻田厩務員は「特に変わったところはありません」と笑顔で話した。
以前は厩舎から外に出ると周囲を気にするところがあったが、今はそういった様子はない。休み明けの前走の
大阪杯のレース前は精神的に少し舞い上がっていた面もみられたそうだが、レース後はそれもないそうだ。
「今は精神的にドッシリしていますね。動じない分、無駄な体力を使わないでいられるのかな、と思います」
昨年とのフィジカル面での変化については、「体は大きく変わった印象はありませんが、体力や内臓が完成されて普段ラクに過ごせる分、競馬で力を出しやすくなっているのかな、と思います」とのこと。
心身ともに完成期を迎えた
キタサンブラック、盾連覇に向けての調整は順調そのものだ。
(取材・文:花岡貴子)