「
オークス・G1」(21日、東京)
反撃へ虎視たんたんだ。
桜花賞12着からの汚名返上を狙う
アドマイヤミヤビは17日、栗東坂路で大きなス
トライドを披露。馬なりで4F55秒0-40秒4-13秒6を計時し、態勢を整えた。
ややしまいは時計を要した印象だが、見届けた友道師は「予定通り。
桜花賞の(最終追い切り)の時は、もっとゆっくりの予定が53秒台だったし、比較しても変わりないと思う」と順調な仕上がり具合を伝える。
2番人気に支持されながら12着に沈んだ前走を、手綱を取ったM・デムーロは「あの馬場で、この馬の走りが全くできなかった」と振り返る。「マイルは少し忙しいから、距離が延びた方がいい。良馬場ならチャンス」と意欲をのぞかせた。
2戦2勝の府中に、指揮官は「東京なら大丈夫だと思う。輸送も折り合いも問題ない。スピードに乗るまで時間がかかるので、長い直線も合う」と歓迎。「天気に問題がなさそうなのが何より。何とかここで」と巻き返しに意欲満々だ。先週の
ヴィクトリアマイルは同馬主の
アドマイヤリードがV。勢いに乗って戴冠といく。
提供:デイリースポーツ