21日、東京競馬場で行われた
オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)は、好位でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
ソウルスターリング(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、同馬の内で食い下がった6番人気
モズカッチャン(牝3、栗東・
鮫島一歩厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分24秒1(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に2番人気
アドマイヤミヤビ(牝3、栗東・
友道康夫厩舎)が入った。なお、3番人気
リスグラシュー(牝3、栗東・
矢作芳人厩舎)は5着に終わった。
勝った
ソウルスターリングは、父
Frankel、
母スタセリタ、
その父Monsunという血統。無敗制覇に挑んだ
桜花賞では馬場に泣いて3着に敗れたが、ここで見事雪辱を果たし、3歳牝馬の頂点に立った。また、本馬を管理する
藤沢和雄調教師は、史上2人目となる
JRA重賞100勝の大記録を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ソウルスターリング(牝3)
騎手:
C.ルメール厩舎:美浦・
藤沢和雄父:
Frankel母:スタセリタ母父:Monsun馬主:社台レースホース
生産者:社台
ファーム
通算成績:6戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2016年阪神JF(GI)
【
C.ルメール騎手のコメント】
(先週の
ヴィクトリアマイルに続き)GIを連勝できてとても嬉しいです。今日は自信がありました。来週(
日本ダービーで
レイデオロに騎乗予定)もこのステージに立ちたいですね。
ソウルスターリングは
スペシャルホースです。お母さんの
スタセリタとフランスで
オークスを勝ちましたが、その仔が日本の
オークスを勝ってくれました。
(道中は)いいポジションを取ろうと思っていました。スタートの速い馬ですから楽に2番手につけられました。長く脚を使えるタイプなので、直線に向いてすぐに押していきましたが、反応も良くゴールまで頑張ってくれました。